面接、小論文、履歴書の簡単攻略法

面接で、相手に伝えたいことを伝える。

小論文で、分かりやすく文章を展開する。

履歴書で自己PR、学生時代にがんばったこと、これからやりたいこと、
簡潔に分かりやすく伝える。

これがうまくできない!と壁にぶつかることをたくさん聞いてきました。
この面接、小論文、履歴書の全てに共通する、相手にチェックされることがあります。

ずばり、「わかりやすさ」です。
採用担当者が知りたいのは、この人は何を一番伝えたいのか?です。
また、伝えるべきことは、シンプルなほど良いです。
あれもこれも伝えたい!というのはNGです。

では、具体的にどうすればいいのでしょうか。

目次

PREP法を使おう

PREP法というのをご存知でしょうか?
実は、これをマスターすれば、自分の伝えたいことは大抵伝えることが出来ます。
また、使いこなしている人は、相手からの信頼を得やすいです。

では、PREP法とは何か。
相手に、論理的に分かりやすく物事を伝える方法なのです。

P:POINT = 結論
R:REASON = 理由
E:EXAMPLE = 具体例
P:POINT = まとめ

この英語の頭文字をとって、名付けられたものです。
では、このPREP法を使うとどんなメリットがあるのでしょうか。

PREP法のメリット

短時間で伝えることができる

PREP法を使うと、最初に結論を述べることで、
相手の知りたいことを最も早く伝えることが可能です。
面接などの場合、時間が限られていますよね。
そんな限られた時間では、面接官は、より早く答えを知りたいのです。
つまり、最初に結論を述べることで、
短時間で面接官に想いを伝えることができるのです。

説得力がある

初に結論を述べると、次に面接官が知りたいと思うことは、
なぜ、そのように考えたのか?と、その理由を知りたくなります。
PREP法では、人の行動心理に沿って、話を展開していくことになるので、
結論の次に、その理由を述べます。
さらにその理由を具体的な事例、体験談をもって説明をします。
すると、これを聞いた人、読んだ人は、自然と「なるほど!」となるわけです。
そして、最後に念押しのまとめで、再度、結論を説明します。
結果、人の行動心理に基づいた話法なので、相手は、すんなりとその話を受け入れることができるのです。

結論、理由、具体例、まとめ、の順で話を展開することで、
勝手に説得力が出てきてしまうのです。

考えをまとめる習慣がつく

ただ、なんの準備もなく、いきなりPREP法で展開すればいいというものではありません。

結論を述べるためには、理由があり、その具体例がイメージできる必要があります。
PREP法を使えば、相手に効果的に話を伝えることができますが、
普段から、この思考ができるように意識しておく必要があります。

誰かと会話をするときに、ぜひ、PREP法で話すことを意識してみてください。
すると、いつのまにか、誰かに何かを説明するときに、
考えをまとめてしゃべることが習慣化し、
説明上手な人になれるのです。

PREP法を使ってみる

では、実際にPREP法を使ってみましょう。
面接の場合をみてみましょう。

学生時代に一番頑張ったことはなんですか?

はい、学生時代には、居酒屋のホールのアルバイトをとことんやりました。

なぜかと言いますと、社会人になって何か役立つスキルを身につけたいと思い、
コミュニケーション能力を身につけたいと考えたからです。

やり始めた頃は、同じスタッフの先輩とのコミュニケーションなどは問題なくこなせましたが、
お客様には、さまざまなタイプの方がおられ、マニュアル通りにしかしゃべることができませんでした。
そんな時、悩んでいる私に、ある先輩が、お客さんの身なりを誉めてみたら?とアドバイスをくれました。
すると、そこから少し会話ができるようになり、さらに、お客さんに合わせて、
いろんなお話のきっかけ作りをする技を覚えることができました。
さらには、私目当てで来店してくれるお客様もおり、このアルバイトをずっと続けてきて本当によかったです。

社会人になれば、このスキルを仕事に活かしていきたいと考えております。

なるほど、例えば、印象深いお客さんとかおられましたか?

という感じです。
簡単ですよね。

どんな質問が来ても、結論、理由、具体例、まとめという順で話すことを心がけてください。

文章も綺麗にまとまるので、聞いても、読んでも好印象を持たれます。

普段から意識しておき、ぜひ、PREP法を身につけてください。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次